
ボタンインタフェース

オブジェクトをビームで配置する手法

AR動作の様子

既存のXRのユーザインタフェースでは、既存のハードウェアのインタフェース、もしくは物理現象のメタファが広く用いられている。
既存のインタフェース・物理現象のメタファを用いることには、ユーザがインタフェースの挙動を予測しやすくなり操作性が向上するというメリットが有る。
しかし、物理世界をメタファとして用いることには問題点も挙げられる。物理現象の挙動に縛られてしまうことで、デジタル空間であることの利点を十分に活かすことができなくなってしまうことである。
1つ目の事例は広く普及しているPoke式のボタンインタフェースである。このボタンインタフェースではユーザが操作する際に、指をボタン面に対して垂直になるように移動させ、押し込むような動きをしなければならないという制約がある。
2つ目の事例はこれも広く普及しているビームを用いてオブジェクトを移動させるインタフェースである。このビームインタフェースでは、操作対象の物体が質量を持っているようにユーザに見える場合、ビームで持ち上げた瞬間に重量が消滅してしまうように感じられ違和感を引き起こす。この問題に対し、ビームが垂れ下がることで擬似的に質量を感じさせれる手法が存在する。しかし、この手法では直接的にオブジェクトを操作する場合に比べて演出が挟まってしまうため、操作性が犠牲になっているという問題がある。
本研究ではこれらの問題を解決するために、インタフェースのメタファにシャボン玉を持ちいた新たな操作手法「Bubble-UI」を提案する。